千葉工業大学 精密ロボット工学研究会

第34回Robot Competition Series “BRAVE” 準優勝

2025年3月23日に行われた小型ロボット競技会「BRAVE」に、千葉工業大学 精密ロボット工学研究会が参加されました。
「BRAVE」は、最大4機によるバトルロイヤルと凹凸のあるフィールドで繰り広げられる無線ロボット競技です。

30チームと多くのチームが参加し、白熱した試合が繰り広げられました。

千葉工業大学 精密ロボット工学研究会からは、「一鴎夜行」「トラフグ大魔神Ⅱ」の2チームが予選を突破し、上位4チームに勝ち残りました。
直前のマシントラブルにも臨機応変に対応し、試合は大いに盛り上がりました。
結果は「一鴎夜行」は準優勝!「トラフグ大魔神Ⅱ」は惜しくも4位、「鏡月6」はファイティング賞を受賞しました。

創意工夫されたロボットはとても完成度が高く、今後の躍進が期待される大会となりました。

■出場した方々から大会コメントを頂きました!

今大会では大柄な機体に必要十分な速度まで減速したアーム、脚周りやオムニホイールを実装することにより、
扱いやすく安定した性能を発揮する機体を作ることが出来た。
次回は、今回得られたギアボックスの効率化や機体の強度に関する考え方などの基礎的な技術の他に、
オムニホイールによる過度な横滑りの解消や、相手を引っ掛けやすく、引っ掛かりづらい構造、
必要最小限の機能を持った軽量なサスペンションの実装などの勝敗に直結する部分を改良していきたい。  (学部新三年 2位受賞)

今回のbraveにおいて多くのことを学ぶことができました。
初めに、大会の雰囲気や温度感を感じとても熱くなれる良い大会だと思いました。
他の強い機体をみて、戦うことができて参考になりました。
そして、CADでの機体設計、CNCでの切削において足回りの精度不足やメンテナンス性の欠如など多くの反省点が見つかり
次の大会に活かそうと考えています。(新入生チーム)

 



 

関東春ロボコン2025(第9回大会)参加結果

2025年3月21日に行われた「関東春ロボコン2025」に、千葉工業大学 精密ロボット工学研究会が参加されました。
今回の競技課題は“クマさんの蜂蜜狂宴”。それぞれの障害物(ハチミツ・ハチミツの巣)を拾い上げ、ゴールに入れると得点になります。
21チームが参加しトーナメントを戦いました。

精密ロボット工学研究会は健闘するもロボットの動作不良が起こり、残念ながら予選突破はできませんでした。

大会後は各チームによる技術交流会が開催されました。
ロボットの特徴やこだわりを共有することで、参加チーム同士で良い刺激を受けておりました。

■出場した方々から大会コメントを頂きました!

今回の大会では、特に射出機構の設計 に注力しました。初めての設計ということもあり、カタパルト方式やベルト式直動射出など、
さまざまなコンセプトをチームで議論した結果、ローラー式射出 を採用することに決まりました。
しかし、モーターの選定では回路との兼ね合いで使用できないものがあったり、飛距離が不足していたため、
ローラーの形状を何日もかけて試行錯誤するなど、多くの課題に直面しました。
その結果、3m30cm以上の飛距離を達成し大会でも実演することができました。
この大会を通じて技術的な課題を発見し、今後の目標もより明確になったことで、さらなる高みを目指すモチベーションが生まれました。(機械担当)

今大会を通じて、他大学の技術や発想から多くの刺激を受け、大変勉強になりました。
自分たちのロボットを改めて見つめ直す良い機会にもなり、技術的な課題や改善点が明確になったと感じています。
この貴重な経験を今後の開発に活かし、さらにレベルアップしていけるよう努力していきたいです。(制御担当) 

 



 

2024年の活動紹介
千葉工業大学 精密ロボット工学研究会 東海地区交流ロボコン

2024年9月8日に開催された「第 14 回 東海地区交流ロボットコンテスト 2024」のご紹介になります。
東海地区交流ロボコンは、「日本のロボコンを強くしていく」という目標のもと、東海地区近辺の大学や高専が集まり互いに競い合い技術を向上させることを目的としたコンテストです。
今年度のテーマは、「Asia traveler」 。
ルールは、手動機・自動機どちらか1機のロボットを操作し、苗を配置して3本のポールにリングを入れ合い得点を競います。
精密ロボット工学研究会からは、2年生5名のメンバーで参加され、ベスト4・企業賞と活躍されました。
今後は、2025年3月に行われる「関東春ロボコン」や2025年6月に行われる「NHK学生ロボコン」に向けて、技術力を向上させるとコメントを頂きました。
 



 

2024年の活動紹介
千葉工業大学 精密ロボット工学研究会 F³RC2024

2024年9月6日~7日に開催された「F³RC2024」のご紹介になります。
F³RC2024は、NHK 学生ロボコンへの参加を目指す大学が共同で開催している、新入生の技術向上を目的としたロボットコンテストです。
2024年のテーマは「パンケーキ」。
各チーム手動機と自動機の2台のロボットを用いて競技に参加し、パンケーキを積み上げ、自動機がトッピングを配置することで得点できます。
精密ロボット工学研究会からはAチームとBチームの2チームが参加されました。
それぞれのチームが2試合行った結果、惜しくも2チームとも予選敗退。今後の大会に向けて新入生への教育にも力を入れていきたいとコメントを頂きました。
 



 

千葉工業大学 第75回 津田沼祭レポート

11月23日~25日 千葉工業大学にて「第75回 津田沼祭」が開催され、目玉イベントであるロボットコンテストを白銅社員が見学させていただきました。
今年の競技内容は「ブロック運び」。学生の皆さんが制作された11機のロボットの熱い戦いが繰り広げられました。



1機1機それぞれに個性があるデザインはもちろん、制作・操縦の技術も素晴らしく、圧巻でした。

白銅が協賛をしている精密工学研究会さんの「来世は自動ロボットになりたい」は惜しくも負けてしまいましたが、大きな機体と回収の技術を武器に奮闘されていて、白熱した試合を見ることができました!




 

千葉工業大学 精密ロボット工学研究会への協賛

白銅が協賛しております千葉工業大学 精密ロボット工学研究会は、通称「精密研」や「精密」と呼ばれる、ものづくり系サークルです。
かわロボプロジェクトとロボコンプロジェクトの2つのサークルに分かれ、大会に向けたロボットから、個々人の趣味の制作まで、幅広く制作活動をされています。
       

白銅ではポリカーボネート切板(透明) やHSハイスペック2017切板などの板材を提供しており、ロボットのパーツ製造にご活用いただいております。

かわロボプロジェクトでは2024年9月BRAVE大会※で優勝!
http://brave.world.coocan.jp/BEAVE33-3.html
ロボコンプロジェクトでは、NHK学生ロボコンへの本戦出場を目指し活動されています。