HTML5 Webook
428/460

FOHTFOH質別H112加工硬化と焼なましによって所定の強度を得る処理熱処理によって(焼入れ・焼戻しなど)高い強度を得る処理質別製造したままのもの 機械性質の制限はしない完全に再結晶したもの または、焼なまししたもの 引張強さの値が最も低い最も柔らかいもの(質別)1/4H引張強さが1/8Hと1/2Hとの中間のもののように加工硬化をしたもの1/2H引張強さが1/4HとHとの中間のもののように加工硬化をしたもの3/4H引張強さが1/2HとHとの中間のもののように加工硬化をしたもの引張強さが3/4HとEHとの中間のもののように加工硬化をしたものEH引張強さがHとSHとの中間のもののように加工硬化をしたものSH引張強さが最大になるように加工硬化をしたもの内容※nには、2・4・6・8の数字が入り、強さの度合いを表す。 8:硬質 6:3/4硬質 4:1/2硬質 2:1/4硬質 (0:なまし材)備考製造のまま(押出しのまま、鍛造のまま)焼なまして軟化したもの熱間圧延のままのものH1n加工硬化のみのものH2n加工硬化後、適度に焼なまして調質したものH3n加工硬化後、安定化処理をしたものT3焼入れ後、冷間加工したものT4焼入れを行い、自然時効させたものT5熱間加工から急冷し、その後焼戻ししたものT6焼入れ後、焼戻ししたものT8焼入れ後、冷間加工してから、焼戻ししたものTn51焼入れ後、引張り矯正によって、1〜3%の永久ひずみを与え、残留応力を除去し、さらに焼戻ししたものTn511上の引張り矯正の後に、整直矯正を加えたもの内容加工硬化または熱処理(焼鈍※)について特別の調整をしないものC1720、C2600、C2700、C2800の線にのみ指定EH、SHに示す合金以外のものでは最も高い引張強さを示すものC5210、C7701、C5101、C5191、C5212、C2600、C2680の板・条にのみ指定C5210、C7701の板・条にのみ指定1. アルミ 質別2. 伸銅品 質別※ 焼鈍とは、金属に冷間圧延などの加工を行うと硬くなり、ある限度以上は加工できないことからこれを軟化したり、結晶組織の調整を行うために適当な温度に加熱した後、ゆっくり冷却する操作を行うことです。なお、焼鈍温度は銅の場合400〜500℃、真中の場合は400〜600℃程度です。427質別・表面仕上げについて(アルミ・伸銅・ステンレス)

元のページ  ../index.html#428

このブックを見る